ァイルのリンク方法(PowerPoint 2013/2016の場合)
パワーポイントに動画を挿入する方法
パワーポイントに動画を挿入する方法をご紹介します。パワーポイントに動画を入れることで、よりわかりやすいプレゼンテーションが可能となります。設定は難しくないので、ぜひ、試してみてください。
動画を挿入する方法は、2つあります。ファイルを埋め込む方法とリンクをつける方法です。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、利用用途に合った方法を選んでください。
まず、動画の対応形式について説明します。
挿入することができる動画のファイル形式は、
.wmv、.mp4、.asf、.avi、.m4v、.mov、.mpg 、 .mpeg 、.swf です。
ただし、.mp4は、PowerPoint 2013 以降の対応となります。ご注意ください。
例外的に、PowerPoint 2010でも.mp4を挿入可能な場合もありますが、基本的には、PowerPoint 2010をお使いの方は、.mp4を挿入できないと覚えておくと良いと思います。
動画ファイルを埋め込むとは?
動画ファイルを埋め込むと、パワーポイントファイルに動画データが保存されます。
デメリット)パワーポイントファイルのサイズが大きくなります。
メリット)元の動画ファイルを削除、保存場所を変更しても、パワーポイントファイルの動画が変更されることはありません。
ファイルサイズを気にしないのであれば、ファイルを埋め込む方法がおすすめです。
動画ファイルを埋め込む方法(PowerPoint 2013/2016の場合)
①パワーポイントに挿入する動画ファイルを用意します。.mp4ファイルを用意しました。
今回は、画像・動画共有サイトPixabay様https://pixabay.com/から動画をダウンロードしました。海外のサイトですが、クオリティの高い画像や動画がたくさんあります。
②パワーポイントを起動し、動画を挿入したいスライドを選択します。「挿入」タブの「ビデオ」をクリックします。
「このコンピューター上のビデオ」を選択します。
③「ビデオの挿入」ウィンドウが表示されます。
用意した動画ファイルを選択し、ツールの「挿入」をクリックしてください。
スライドショー実行中に、自動で動画を再生したい場合は、「開始」を「自動」に変更してください。
スライドショー実行中に、手動で動画を再生したい場合は、「開始」を「クリック時」に変更してください。
動画ファイルをリンクするとは?
リンクとは、パワーポイントファイルに動画をリンクすることです。埋め込みと異なり、動画データを保存しません。
デメリット)パワーポイントファイルや動画の保存場所を変更すると、リンクが変更されるため、動画が表示されなくなります。また、動画を削除した場合も、動画が表示されなくなります。
メリット)埋め込みと比べると、パワーポイントファイルのサイズが小さくなります。
動画ファイルのリンク方法(PowerPoint 2013/2016の場合)
①パワーポイントに挿入する動画ファイルを用意します。.mp4ファイルを用意しました。
②パワーポイントを起動し、動画をリンクするスライドを選択します。「挿入」タブの「ビデオ」をクリックします。「このコンピューター上のビデオ」を選択します。
③「ビデオの挿入」ウィンドウが表示されます。①で用意した動画ファイルを選択してください。ツールを「ファイルにリンク」へ変更し、選択してください。
④スライドショー実行中の再生のタイミングの設定方法は、埋め込む場合と同様です。
豆知識!YouTube動画をリンクする、再生する方法
①パワーポイントを起動し、動画をリンクするスライドを選択します。「挿入」タブの「ビデオ」をクリックします。「オンラインビデオ」を選択します。
②「ビデオの挿入」ウィンドウが表示されます。YouTubeの検索ボックスから、動画を検索してください。
例)検索ワード「リアルナレーターズ」
挿入したい動画を選択し、「挿入」をクリックしてください。
スライドショーを実行すると、YouTubeの再生ボタンが表示されます。再生をクリックすると動画が始まります。インターネット上のYouTubeからリンクを行っているので、インターネットがつながっていない環境や動画がYouTubeから削除された場合は、再生されなくなるので、ご注意ください。また、YouTubeから動画のリンクを設定すると、以下で説明している「パワーポイントを動画に変換する」方法が正常に行われません。
挿入した動画にアニメーション効果を追加するには
動画を再生中にアニメーション効果を追加こともできます。
動画にブックマークを挿入する方法
オーディオ クリップやビデオ クリップでブックマークを使う方法について詳しくは「オーディオ クリップおよびビデオ クリップのブックマークを追加または削除する」をご覧ください。
アニメーションを指定したタイミングで動画同時に再生する方法
①パワーポイントにアニメーションを設定します。スライドの中からアニメーションを設定したいオブジェクトを選択します。
例「追加アニメーション1」を選択します。
「アニメーション」タブから設定したいアニメーション効果を選びます。
今回は、「フォード」を選択しました。
②続きまして、アニメーションの「開始のタイミング」を設定します。
②-1「開始のタイミング」をクリックします。
ブックマークが設定されている場合、「ブックマーク」が表示されます。
②-2「ブックマーク」を選択します。ブックマークが一覧が表示されます。
②-3アニメーションを同時に再生させたい「ブックマーク」を選択します。
スライドショーを実行すると、動画再生中に指定したブックマークのタイミングで追加したアニメーションが実行されます。
パワーポイントを動画に変換するとは?
パワーポイントで作成したプレゼンテーションを動画として変換することが可能です。
プレゼンテーションを動画に変換することで、インターネット上で公開したり、スマートフォンなどパワーポイントがインストールされていない環境でも再生ができます。
PowerPoint 2013/2016は、.mp4、.wmvとして保存ができます。PowerPoint 2010は、.wmvとして保存ができます。PowerPoint 2007までは、動画変換が行えないので、ご注意ください。
パワーポイントを動画に変換する方法(PowerPoint 2013/2016の場合)
①動画に変換したいパワーポイントファイルを用意してください。
ファイルが保存されていることを確認してください。(パワーポイントの「ファイル」から「上書き保存」もしくは「名前を付けて保存」)
②「ファイル」から「エクスポート」をクリックしてください。
③エクスポートの「ビデオの作成」をクリックしてください。
④右側の「ビデオの作成」をクリックしてください。
画質を変更したい場合は、下記の黄色い枠線の箇所から変更してください。
【PowerPoint 2016の場合】
【PowerPoint 2013の場合】
各スライドの所要時間を変更すると、各スライドの再生時間が変更できます。
パワーポイントで作成した動画の活用事例
パワーポイントを活用して、動画を作成する方法をマスターすれば、パワーポイントの活用の幅が広がります。例えば、社内教育用の教材を作成したり、写真を入れることで、地域や会社を紹介する動画も作成できます。
画質:HD(720p) 各スライドの所要時間(秒):05.00 ファイル形式:mp4
パワーポイントにBGMやナレーションを追加する
パワーポイントで作成する動画の内容を充実させるために、BGMやナレーションを追加してみましょう。BGMやナレーションいついては、こちらのブログをご覧ください。
簡単にパワーポイントでナレーション付き動画を作成したい方には、「リアルナレーターズ2」がおススメ
動画にナレーションを入れることで、見る人の理解が深まる動画を作成することができます。下記の動画は、「リアルナレーターズ2」というソフトを活用して作成したナレーション付きの動画をYouTubeにアップロードしたものです。
リアルナレーターズ2は、パワーポイントに合成音声のナレーションをつけるソフトウェアです。社員教育の教材を作成するソフトウェアとして、多くの会社に導入実績があります。
詳しくはこちらをご覧ください!
コメント
動画ファイルを埋め込む方法(PowerPoint 2016の場合)で、自分のビデオを挿入しましたが、挿入段階で画面真黒で、表示できません。勿論、再生も出来ません。
ビデオはムービーメーカーで作成しており、MP4 160MBで1分12秒です。(以前、326MBでも入りましたが、その時の方法が分からず・・・)
pc初心です。よろしくご指導の程、お願い致します。